東都タイムズ(平成6年4月)掲載
<幸秋先生についての記事>

無垢の紙に人生を写す

 <つづきより>
  


  「やはり書にはその人の全てが出てしまうから恐ろしいし、また、面白い。これで終わりだというものもないですし。一生勉強していられる気がします。」


 -- どうすればうまくなれるのでしょうか?

  「とにかく細く長く続けることです。何の小細工も必要ありません。また一朝一夕でなるものでもありません。字が上手になりたい、その一心でそのものを学ぶ姿勢も大切だけれど、そのまわりの含んでいる部分を学ぶこともとても大切だし、そのことのほうが時間がかかるけど、より本質へ近づける気がします。」

  やはり長い時間をかけて円熟させていくものなのだろう。今は二年に一度の生徒たちとの発表会がとても楽しみだし、励みになるという作左部幸秋先生。これからもより素晴らしい作品を生み出していってほしい。




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