第九回 作秋院 書展

2006年 個展より



平成19年8月21日(水) 〜 平成19年8月26日(日)

21日 午後三時 〜 午後八時
22〜25日 午前十時 〜 午後八時
26日 午前十時 〜 午後五時



ごあいさつ
暑中お見舞い申し上げます。
仕事は目的である。仕事をはっきりと目的と思ってやっているのだから、結果はたいした問題じゃない。そういう思い方をしてからの働き方はラクになった。
自分自身の仕事は、自分の一生を充実させる為である。
しかし、もし、私が自分の為だけに仕事をするなら、私は何のために生きているのであろうかと、いつの日からか考えるようになりました。
そしてもし私が、今しなければ、いつするのであろうかとも・・・
唯一の目的地に着く「一度きり」の道が、書の道と確信しつつも、しがらみの多い私には遠い目的と思えてならない。
そんな中、素晴らしい生徒さんとの出会いで、毎回、書展を開催できることに感謝をおぼえる。
このたび、あずき監査法人の社員の方々と共にいつもより華々しい書展となり、嬉しい限りである。
いいわけがましいが、作秋院は、時間のない生徒さんの集まりで、いつもながら稚拙な作品ではあるが、楽しいひとときをお過ごしくださればと願ってご案内いたします。
最後に、第五回書展にお祝いに頂戴した、ひなちゃん(杉浦日向子さん)のお言葉を再度載せさせてもらいます。
私の心の中には、今だ、ひなちゃんが息づいておりますので、第九回のご挨拶とさせてもらいます。

平成十九年七月吉日 作左部 幸秋



2002年千字文展より
2006年 個展より



  ところ
JR中央線/JR総武線/東西線:「三鷹」駅 南口より徒歩3分。

三鷹市美術ギャラリー
   三鷹駅南口前コラルビル5F
      電話 0422(79)0033


さっちゃんの書 <杉浦日向子>
 書は人なり、というとおり、さっちゃんの書はさっちゃんそのものだ。見ると嬉しくなれる。
 さえずりながら、樹上を飛び移る小鳥みたいにかろやかで自在だ。ほがらかでやさしく、ときに涙もろい。
 強引なところは少しもなく、さりげない。そっと触れると、ぷわぷわであったかい。とくとくとく、ちいさな鼓動が伝わる。
ぎゅっと抱きしめるとはりさけそうにせつない。けれども、決して弱くはない。素直さこそはかけがえのない強さだと思う。
無為そして無償。
 見つめれば聞こえてくるメッセージは「ソバニイルヨー」。
ありがとう、さっちゃん。これからもわたしたちに「ソバニイルヨ」という書を届けてください。
 追伸 わたしは「ソバ屋にイルョ」。また、キンピラとオカラつくってね。美味しいお酒のもうね。

ー ご冥福をお祈りいたします ー



幸秋:お待ちしております^^



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